【中小企業診断士試験 2次試験対策】「フレキシブルボックス」の解法パターンが知りたい
中小企業診断士試験、特に2次試験の「事例IV(財務・会計)」は、多くの受験生にとって最大の難所と言われます。本番の極限状態では、得意な人ですら計算ミスを連発してしまうからです。
そこでKECが独自に開発したのが「フレキシブルボックス(FB)」です。これは、財務の計算問題を「図式化(テンプレート化)」して解く科学的メソッドです。
これから学習を始める方が、どのようにこの武器を使いこなし、日々の学習に組み込んでいけばよいのか、具体的な解法パターンと合格者の実体験を交えて解説します。
1. フレキシブルボックス(FB)の基本構造
FBの最大の特徴は、「公式を丸暗記するのではなく、箱(ボックス)に数値を埋めるだけで正解が出る」という点にあります。
【CVP分析のパターン例】
もっとも代表的なCVP分析(費用・収益・量分析)では、以下のような5段のボックス(構造)を使用します。
| 段数 | 項目名 | 内容・計算式 |
|---|---|---|
| 1段目 | 売上高 | 全体の収益 |
| 2段目 | 変動費 | 売上に比例する費用 |
| 3段目 | 限界利益 | 売上 - 変動費 |
| 4段目 | 固定費 | 売上に関わらずかかる費用 |
| 5段目 | 営業利益 | 限界利益 - 固定費 |
解法の流れ:
- 与件文から読み取った数値をこのボックスの各マスに書き込みます。
- 「営業利益を〇〇円にするための売上高は?」といった問いに対し、パズルのように逆算や横展開を行うことで、複雑な計算式を立てずとも視覚的に答えを導き出せます。
2. 対応できる主な解法パターン
FBはCVP分析だけでなく、事例IVの頻出テーマを網羅しています。
- NPV(正味現在価値)パターン: 投資の意思決定問題において、利益とキャッシュフローを整理する際に威力を発揮します。
- CF(キャッシュフロー)計算書パターン: 複雑な項目の増減を、計算ミスを最小限に抑えながら整理できます。
- 経営分析パターン: 財務諸表の数値を整理し、効率性や収益性の指標を素早く算出するための型です。
3. 日々の学習計画:FBを「無意識」に使えるまで
合格者の多くは、FBを単なる「知識」ではなく、手が勝手に動く「技術」にまで高めています。
- 初期(インプット期): まずは「C1:計算能力強化講座」などでFBの正しい書き方を学びます。
- 中期(アウトプット期): 過去問を解く際、「たとえ暗算で解けそうな簡単な問題でも、必ずFBを余白に書く」という習慣を徹底します。
- 直前期(ルーティーン): 毎日1事例は必ずFBを使った計算練習を行い、試験本番の「異常な精神状態」でも「いつもの型」に落とし込めるように訓練します。
4. 合格者の実体験と信頼性
FBに救われた合格者たちの声は、このメソッドの信頼性を物語っています。
「財務の知識ゼロ」からの合格:
最初は数式に拒絶反応がありましたが、FBはパズル感覚で取り組め、苦手意識が払拭できました。本試験では時間内に全問解き切り、得点源にできました。
「ケアレスミス」の激減:
計算は得意でしたがミスが多くて不合格を繰り返していました。FBを導入してからは、情報の整理がマニュアル化され、本番の緊張下でもミスなく突破できました。
「大事故」を防ぐ守りの力:
事例IVは疲労困憊の4時間目に行われます。頭が真っ白になっても、FBを書き出すことで冷静さを取り戻し、大崩れしない答案を作成できました。
5. 初学者へのメッセージ
まずは、「無料個別ガイダンス」や体験講義で、実際にFBの箱を書いてみることから始めてください。
「数式を覚える」苦痛から解放され、財務が「点数を稼ぐ楽しい科目」に変わるはずです。KECの科学的メソッドを信じて、日々の学習にこの「最強の武器」を取り入れていきましょう。



