目標年収3,000万円!(低いですかね・・・(笑))
- 2019年合格者
中村 誠さん/会社員(製造業)
受講講座:1次・2次ストレート合格プレミアムコース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 一言でいうと「チャレンジ!」です。中小企業診断士という国家資格にチャレンジすることで客観的に自分の実力を測定し資格取得を目的とした学習を通じ能力強化を図り、今後の人生を楽しくしたいと思いました。
- Q KECを選んだ理由
- 1,000時間以上の学習を必要とする資格です。ゴールテープを切るためには伴走者のようなスクールが良いと思いKECを選定しました。具体的には、通常カリキュラムに加え合宿といわれるオプション講座や特別講座など他のスクールと比較にならない学習充実度、緊張感のある双方向授業に魅力を感じ、ついていけば必ず目的が達成されると感じ選定しました。意志の弱い僕にはスパルタ的なスクールが良いかとも思いました。
- Q KECの良かった点
- 良かった点は、①学習の理解度に応じて今やるべきことを的確にアドバイスして頂いたこと、②苦楽を共にする仲間ができたこと
- Q 最も役に立ったメソッド
- フレキシブルボックス(FB)です。ボックスに数字を入れるだけでシンプルに答えを導き出すことができ、苦手な財務・会計の問題に対し答えを効率的に導き出す効果的なツールでした。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 2次筆記試験合格発表のその日は休暇を取っていました。受験番号がないこと確認しなければとスマホ手に取り画面操作、さてさて、377・377・・・ないわな~、えっ!?とその時KECから電話。驚きと動揺で操作を間違えて通話OFF。妻にも確認してもらい合格を実感しました(笑)。
- Q 今後の展望
- 資格取得は単なる通過点。これからは企業内・外で学んだことを実践し一流といわれる診断士を目指します!!。目標年収3,000万円!(低いですかね・・・(笑))
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- まずは一次試験を通過しないことには次はありません。 ご存じのように、年度によって科目別に難易度が大きくばらつきます。苦手だから50点狙い、得意だから70点狙い平均60点と考えいたらリスクが大きすぎます。苦手でも60点を超える実力はつけて試験に臨んでください。ちなみに某スクール模試で偏差値40の法務が、本番では76点でした(笑)。
ロジックツリーとFBは最後まで使い続けました。
- 2019年合格者
S.I.さん/会社員
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- ①経営に関する知識を体系的に学べることに魅力を感じたことと、②簿記2級取得時に身についた勉強習慣を維持するためです。
- Q KECを選んだ理由
- 無料体験授業における過去問への深い考え方に感銘を受け、過去問重視の授業で、本番に対する対応能力が向上できると考えました。 また1次知識の使い方として重要なロジックツリーや、事例Ⅳ対応のFBも本番での対応に最適だと感じました。
- Q KECの良かった点
- ディスカッションで自分の考えを合理的に言う必要があるため、適当に考える癖が改善された点。 授業中名指しで当てられて質問に答える必要があり、緊張感があって有意義な授業だった点。 講師と距離が近く、授業後やメールで疑問点に迅速に答えてくれる点。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリーとFBは、最後までずっと使い続けました。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 通学時: ディスカッションを通じた仲間は、今でも連絡を取れる戦友になりました。 本試験日: 前日ホテルに宿泊しましたが、緊張してほぼ一睡もできませんでした。頭がぼーっとしてしまい、試験終了後には「今年もダメか・・・」と落ち込みながら帰宅しました。 合格発表時: 今年もダメだと思っていたので、番号を見つけたときは思わず声が出そうになり、口で手を押さえました。信じられなかったので会社の同僚にも確認をしてもらい、家族や友人に連絡をしました。
- Q 今後の展望
- 企業内診断士として、家族を大事にしながら診断士活動を行っていきたいです。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 1次試験は学習科目が多く、2次試験は解答が公表されないという負荷と謎に満ちた試験ですが、取得後は社外の方と知り合う機会が圧倒的に増えます。 大変なことも多いですが、頑張ってください。
- Q その他
- 私は18年にKECを受講しましたがその時は不合格になってしまい、19年度は他校の通信で合格致しました。他校通信を利用しましたが、ロジックツリーとFBは最後まで使い続けており、19年度合格の糧になりました。本当にありがとうございます。今回ご厚意に甘えさせていただき、KECに貢献できないのですが、合格体験記に寄稿させていただきましたこと、何卒ご了承ください。
診断士の勉強はビジネスパーソンとして生きていく上で必要なスキルに気づかせてくれる
- 2019年合格者
K.S.さん/会社員
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- ①社内で知識を活かしたかったため。②上長への意見に納得性を持たせたかったため。
- Q KECを選んだ理由
- 一通り各予備校を見て周り、メソッドが一番すんなり頭に入ったため。
- Q KECの良かった点
- ①ディスカッションが多いこと、②授業中によく当てられること。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ①ロジックツリー、②事例別フレームワーク、③フレキシブルボックス
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 通学時: 他の受講生はスラスラ答えていることが答えられなくて焦っていた。ディスカッションは有意義で、自分のレベルが低いことが認識できて刺激になった。 学習時: 授業で書き取ったメモをまとめ、自分なりにもう一度過去問を解き直した。また、通勤電車でロジックツリーの暗記をした。本試験日:事例Ⅰから、こりゃダメだと思ったが、毎事例切り替えて最後の一文字まで諦めずに日本語を書こうと意識した。火事場の馬鹿力なのか、変な緊張はしなかったのがよかった。 合格発表時: 今できることはやりきったが、完全に落ちたと思っていたため、1次試験の勉強を一からしていた。(2次試験は2度目の受験でした)合格発表日も意識していなかったため、簡易書留で口述試験案内葉書が届いた時はなんだこれと思った。
- Q 今後の展望
- とりあえず実務補修に向けて知識の洗い出しを行う。当分は企業内診断士として活動するが、5年内には社外で仕事を掴みたい。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 診断士試験の合格はスタートラインだと思います。この資格を生かせるかは個人の裁量によるところが大きいと思います。診断士の勉強はビジネスパーソンとして生きていく上で必要なスキルに気づかせてくれます。ぜひぜひ勉強してください。
所属する組織や業務の在り方などの見方が深まりました。
- 2019年合格者 K.M.さん/公務員(事務職) 受講講座:2次直前合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 地域経済振興を志し、担当部署への異動を希望する中で、強みとなる専門知識を身に付けたいと考えたのがきっかけです。 経営に関することが一通り学べるため、今後の自治体運営や事業実施にも役立つのではないかと考えました。
- Q KECを選んだ理由
- 独学で1次試験を通過し、2次試験の準備を始めたものの、知識の引き出し不足と計算ミスが目立ち、このままでは合格圏内とされる上位2割に食い込むのは難しいと感じました。 対策を探していると、KECの動画チャンネルで事例ⅣのメソッドであるCVP分析のフレキシブル・ボックスを見つけました。試しに取り入れてみると素早くミスなく解けるようになったため、KECで2次試験のノウハウを吸収したいと考えました。
- Q KECの良かった点
- 各メソッドは、理解すれば納得でき、実行すれば効果があるものばかりで、これらを身に付けることで合格の可能性を確実に高めることができました。
- 過去問を基に、何をどうすべきかが明確かつ具体的に示されたため、迷うことなく準備ができました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- フレキシブルボックス 事例Ⅳのミスがほぼなくなりました。
- ロジックツリー 解答に必要な1次試験知識をあらかじめ体系的にストックし、引き出す練習をすることで、スピーディに多面的に記述できるようになりました。
- リスクマネジメントの方法 地味な作業ですが、回答漏れや制約条件外しの防止等に効いていました。今回の試験はこれがなければもっと失点が多かったはずです。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 私は地方に住んでいたため、WEB受講の通信生として、講義動画の視聴とメールによる添削・質問で学習を進めました。 講義中に直接質問が飛んでくることはありませんが、双方向スタイルの講義だったので、時々、動画内の他の受講生の代わりに返答しながら視聴しました。(傍から見ると怪しいので、家や車の中で視聴する時だけです。) また、動画でも他の受講生の読解や解答構成の考え方を聞くことができたため大変参考になりました。 2次試験までの限られた時間の中で、通勤時間に視聴したり、気分転換にカフェで問題を解いたりと自分の生活や体調に合わせた準備ができたことはWEB受講の利点だったと思います。
- Q 今後の展望
- 引き続き、実務面等の研鑽を積み重ねながら、地元企業等の課題解決や地域の経済・経営環境の向上に貢献したいと考えています。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 中小企業診断士試験は、学習そのものから得られる効果が大きい試験だと思います。 私の場合も学習が進むにつれて、所属する組織や業務の在り方などの見方が深まりました。 まずは学習プロセスから得られる知見を楽んだ上で、合格に辿りつけるよう最後まで頑張ってください。 そして、いつか御一緒することがあれば、よろしくお願いします。
- Q その他
- KECの皆さんには大変御世話になりました。 顔を合わせたやり取りの少なかった私ですが、合格報告の際、名前を告げただけでお祝いの言葉をいただき、とてもありがたく感じたのを覚えています。
地元の企業の発展に貢献できるよう活動していきたい
- 2019年合格者
百田 行輝さん/会社員(社内SE)
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 幅広い知識を習得して、自社や地元企業の発展に貢献したいと思ったため。
- Q KECを選んだ理由
- 今までいろんな学校を利用してきましたが、なかなか自分の弱点を克服できずにいました。そこで、自分の弱点である1次知識の活用にロジックツリーが、また事例Ⅳの安定にフレキシブルボックスが活用できるのではないかと考えたからです。
- Q KECの良かった点
- WEB通信を利用しましたが、下記のような点が良かったです。 ・動画の再生速度を上げて視聴できたので、短い時間でも進めることができた ・教材がPDFで保存できるため、細切れ時間でもスマホで教材を見て、勉強することができた ・良問の過去問が演習に使用してある
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリー
1次知識の活用に役立ちました。覚えやすく、ちょうど良い量で、何度も繰り返し見たり、書いたりすることで、1次知識が活用できるようになりました。 - フレキシブルボックス
決まった手順で解くことができるようになり、安心して問題に取り組むことができました。
- ロジックツリー
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 今年から2次試験会場が変更になり少しドキドキしながら会場に着いた所、初めて会った方が数年前に診断士になった知り合いの方(会場で毎年会っている)でほっとしました。
- Q 今後の展望
- まずは企業内診断士として活動したいです。また、そのうち地元の企業の発展に貢献できるよう活動していきたいです。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 私は勉強時間が多くとれず、効率の良い勉強もできず、経済や財務・会計は全く知らない状態から勉強を始めたため、合格するまでに時間がかかりました。しかし、コツコツあきらめずに努力したことで少しずつ力がついていくのが分かりました。中小企業診断士として活躍する自分をイメージしながら、あきらめずに取り組んでいただきたいと思います。
経営者や個人事業主様向けのセミナーなどを開催できるように邁進したい
- 2019年合格者 小原 兄さん/会社員(SE) 受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 理系の大学院を卒業し、SE・プログラマーとして就職しました。折しも当時はSEの労働力が安く買い叩かれ、自分自身も派遣で、将来に漠然とした不安を持っていた時代でもありました。さらにSEは「40歳定年説」なるものも存在し、このままSE・プログラマーだけで行くのは厳しいと思い、将来的に経営に関するスキルを身に付けようと模索していた際、中小企業診断士という資格があることを知り、勉強を始めました。
- Q KECを選んだ理由
- KECに入ったときは、既に中小企業診断士の勉強を始めて数年が経過していました。その時は、1次試験は通っていたのですが、2次試験から先に進めず、壁にぶち当たっている時、1次試験の会場付近で配布されていたKECのパンフレットにあった、平成23年度事例Ⅰの知的財産に関する問題と解答比較を見て、「KECは2次試験の解答をあらゆる方向から検討している」とその時感じ、入ることにしました。
- Q KECの良かった点
- 他の予備校では「コンサルのプロ志向の考え方を伝授しているが、暗黙知化しており、形式知化しないと使いにくいケース」であったり、「キーワードが入っているかどうかといったテクニック重視のケース」であったりなど、2次試験攻略を各予備校がかえって難しくしていると感じました。 KECの場合は受験テクニックももちろん教わりましたが、過去問題に対する取り組み方や、試験当日に緊張を緩和する丹田式呼吸法、メタ認知上の注意点、さらには試験問題を作成している試験委員の基本的な考え方を分析するなど、他の予備校ではなかなか手の届かないところまで対応されており、2次試験の過去問題を深く分析できたところが良かったです。 とりわけ平野先生の「過去問題をあらゆる角度からとにかく四六時中考え抜いて、事例企業が夢に出てくるぐらいまで考え抜く」という言葉は印象に残っています。
- Q 最も役に立ったメソッド
- 最も役に立ったのがロジックツリーです。2次試験の合格には「1次知識が自在に使える」ことが条件にあがりますが、必要なタイミングで必要な情報をアウトプットするのが非常に難しいです。市販の書籍では2次に必要な1次知識を詰め込んだもの等が発売されていますが、量が多く、これをマスターして80分の試験時間で使いこなすのは至難の業です。 KECが提供していたロジックツリーでは、必要な知識や考え方を、短い時間でアウトプットできるように工夫されており、本試験でも解答の方向性に使えるものもあって大活躍しました。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 中小企業診断士の勉強自体は楽しかったですが、この試験で最も辛いのが結果発表の時でした。1次試験は毎年受験して毎年通っていましたが、2次筆記試験の結果発表時に自分の番号がないときは目の前がブラックアウトし、絶望に打ちひしがれ数日は食事も喉を通らず、でもまた来年に向けて前を向いて歩いていかなければならない、そうして絶望を乗り越えたその先にまた絶望がある・・・といったことを繰り返してきました。
私は2次試験9回目で通りましたが、8回目までは「今年は去年より成長があった。去年よりできている。合格しているはずだ。」と思い、結果発表を見ては落胆していました。9回目はこれとは逆で、「今年はさすがに自信がない。」と思い、結果を見るのが怖かったです。ところが結果発表当日の携帯にKECからの着信履歴があり、試験結果を見ると自分の番号があり、その場で号泣しました。 絶望から解放された瞬間に加え、中小企業診断士になって「あれもやりたい。これもやりたい。」といろいろ想像を膨らませましたが、何より結果発表時の自分の番号があったことへの衝撃が忘れられず、「あんな思いができるのはおそらく自分の人生で後にも先にもこれっきり。」とさえ思いました。それだけ中小企業診断士への思い入れも強く、自分の諦めが相当悪いことが分かった瞬間でもありました。そしてこんな経験ができた自分の人生は、たった1回経験できただけでも価値があるとも思いました。私にとって、合格の瞬間はそれだけ大きな出来事でした。
- Q 今後の展望
- 1次試験は毎年合格し続けていましたが、自分の中で知識や考えが定着しているかどうかは疑問符がつくので、私の周囲に中小企業診断士の勉強を始めている方も数名いらっしゃり、時間が許せば勉強会のようなものを開きたいと思います。再度勉強しながら自分の知識や考えの精度を高めつつ、速読などを活用してインプット力を上げ、経営者や個人事業主様向けのセミナーなどを開催できるように邁進したいです。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 私は多年度受験で合格できましたが、これから中小企業診断士を勉強される方は、是非とも私のような思いはしないように合格を目指してほしいです。そして現在、多年度受験で合格に届かずにいる皆様方も、私の合格例があるように、合格の目はあります。これまでの失敗例をしっかり分析し、できなかった部分は反省・改善して次に生かしてください。
- Q その他
- 自分の人生のうちのかなりのリソースを中小企業診断士の勉強に使いましたが、私にとってはそれだけ価値のあるものだと思います。中には自然災害や家庭の事情などで、受験自体ができない方もいらっしゃる中、12年やってきてそういったことが1回もなかったのは非常に幸運でした。決して自分ひとりの力で取得できたものではなく、やはり周りにサポートいただいた方への感謝を忘れず、そして今度は自分が世の中小企業をサポートできるように邁進しようと思います。
受験番号は横に並んでいるのを縦に読んでたので見つからなかった(笑)。
- 2019年合格者
K.Yさん/会社員(不動産業)
受講講座:2次直前合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 不動産デベロッパーに勤務しています。サービスオフィス企画運営、または鑑定評価に携わる中、入居者や評価依頼者と、「収益性あげるために何を?」「どこでマネタイズ?」なんて生意気な会話してるうちに、より関わるために役立つ知識の一つではないかとトライ。
- Q KECを選んだ理由
- 1次試験を終え、自己採点後、2次試験の内容を確認したらこれは独学では太刀打ちできないと。1次試験会場で受け取ったチラシでKECに連絡し無料体験授業を受講したところ、カリキュラムをこなせば何とかなるのではないかと思い、そのまま申し込み。
- Q KECの良かった点
- 過去問の演習において、回答作成後、グループでのディスカッションをするため問題を深く、漏れなく読むことに結び付き、また、他人の意見を聞き自分の癖ではできない読み方を教えて貰うこことなり、よい気付きとなり、その後も活用できたこと。また、優秀な受講生の意見は非常に勉強になるとともに、自分の学習度合いの確認にも参考になった。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ロジックツリーとグループディスカッション。 1次試験は独学で過去問学習しかしていなかったため、体系的な知識がなかったため、1次知識を集約したロジックツリーの暗記には助けられました。というよりこれがなければ合格はなかったかと思います。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 2次試験日程を全く考慮していなかったため、試験前日まで旅行、ゴルフが毎週のように予定されていて通学と録画の予定合わせが大変でした。さらには海外出張まであり、フランス、オランダの空港のトランジットで過去問事例を読んでるのは世界で僕だけでしょ(笑)。ビール飲みながら。そんな感じだったので合格発表もチラッと見て、自分の番号がないのも当然とKECに次期の相談のためTELしたら「おめでとうございます」って。受験番号は横に並んでいるのを縦に読んでたので見つからなかった(笑)。
- Q 今後の展望
- 現職で役に立つことがあればいいかと思います。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 各事例の対応においては試験委員が求める回答であって、自分の仕事上の経験に拘った回答はしないことと言われます。私の場合、1次知識が足りず回答につまった時は自分の経験に基づく常識的な回答で救われたのではと思っています。あきらめずに頑張ってください。
中小規模が多い医療介護業界の企業や個人の役に立ちたい
- 2019年合格者
増田 幸史さん/会社員(医療介護業界)
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 私は医療介護業界で勤務しておりますが、クリニック・保険薬局・介護事業所などでは専門職が多く、自らの専門知識の研鑽に励む機会が多いですが、組織論・マーケティング論・ファイナンス論など、企業経営や運営の根幹の知識を習得する機会がなかったため、それら知識を網羅的に習得できる中小企業診断士の資格取得を目指しました。
- Q KECを選んだ理由
- 1年目の二次試験では、1次知識の不足は勿論のこと、与件文・設問文の読み方やタイムマネジメントの甘さなどを痛感し、『また来年か?』と思いながらの大学の門を出たら、早々と解答速報を配っていたのがKECでした。再スタートは早い方が良いと考え、無料体験授業に申し込んだのがきっかけです。 その無料体験授業で、中小企業診断士の2次試験の特殊性・1次知識の重要性・与件文や設問文の読解ポイント・ロジカルシンキングなどを理解・習得する重要性を痛感し、ディスカッションもできるKECの通学コースを受講することにしました。
- Q KECの良かった点
- ①先生と生徒との双方向の授業のスタイル
双方向の授業なので、いつ当てられるか分からないとの緊張感がある(笑)上、ロジカルツリーなどを覚えていないことが表面化するため、常に危機感を持って授業に臨めました。
②グループでのディスカッション形式
2次試験合格を目指す同志とディスカッションする機会により、物事をロジカルに考えて相手に伝えることを習得できたり、自分にはなかった新たな視点に気が付いたりすることで、多面的な考えや発想を習得することができました。 そして何よりも代えがたい大切なことは、講義やディスカッションを通じて、中小企業診断士目指す仲間との関係性が構築できたことです。
- Q 最も役に立ったメソッド
- ①ロジックツリーと事例別フレームワーク
ともに勉強した同志が、事例別フレームワークに全てのロジカルツリーをプロットしたものを作成してくれたものは、今でも学習机の壁に貼ってあります。
②与件文の解読の14個のポイント
不合格であった1年目は与件文を漫然と読んでいましたが、接続詞などの14個の重要ポイントを意識して読むことで、試験委員が求めている論点を見落とすことが少なくなりました。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 再現答案を作成した段階で論点漏れやケアレスミスが多数あり、他の予備校に提出した再現答案の採点結果も不合格レベルであったため、2次試験の筆記試験の合格発表当日、結果を見ることなくいつも通り仕事をしていました。仕事がひと段落着いた時、見知らぬ番号からの着信があり、折り返したところKECからの電話でした。私が『何かありましたか?』と尋ねると、平野先生から『今日電話することは、1つしかないでしょう!』とのお言葉をいただき、その時、合格していることを知りました。平野先生をはじめKECの先生方には、本当に失礼なことをしたと恥ずかしながら反省しております。
- Q 今後の展望
- 医療介護業界の市場は、成熟期から衰退期へ移行しつつあり、また、人口オーナス期である日本の社会保障費をどのように抑制するか?介護人材をどのように確保するか?などが、常に議論されています。そのような市場環境下、中小企業診断士の勉強で学んだ企業経営や運営などの知識と、医療介護業界のこれまでの経験を融合して、将来、中小規模が多い医療介護業界の企業や個人のお役に立つ仕事ができればと考えております。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 2次試験を勉強している間は、自分が成長しているのか?むしろ後退しているのでは?と自信をなくして、モチベーションがあがらない時もあると思います。その時、私は『結果ではなくプロセス』と言い聞かせて、基本に戻り、2次試験で必要な1次知識のブラシュアップと、KECの各種メソッドを理解して使いこなせることに注力しました。また、壁にぶつかり悩んだ時には、講義で知り合いになった同志と意見交換などをすることで、刺激を受けて再び頑張ろう!と気持ちを切り替えたりしていました。 KECの通学は、双方向の講義でディスカッションもあるため、モチベーションを維持・向上するのに最適だと思います。
- Q その他
- 最後に1年間、様々なご指導を賜りました平野先生・佐野先生をはじめKECの素晴らしい講師の先生方・事務局の方、そして、講義で色々なディスカッションをさせていただいた同志の皆様に心より御礼を申し上げます。
社内上層部や顧客へのプレゼン等に、勉強で得た知識を活用し実施していきたい
- 2019年合格者
前田 拡希さん/会社員
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 経営企画部にて出資や事業計画に携わっていた時に、体系的な知識を獲得したい、他者と差別化できるスキルが欲しいと強く感じたことにより、中小企業診断士を目指すことにしました。
- Q KECを選んだ理由
- KECを知ったのは、1次試験の会場で配布されていたチラシでした。1年目は他の大手予備校にも通学していたのですが、1次試験合格後、2次試験の問題を解くに従って、解答根拠がわからない等の漠然とした不安が大きくなってきたため、セカンドオピニオン的な気持ちで2次試験対策に定評のあるKECの2次直前合格コースを申し込みました。 KECに通学するうちに、解答根拠を明確に提示してくれること、双方向ディスカッションで質問にも即時に答えてもらえることで上記の不安は、徐々に解消されていきました。残念ながら1年目は不合格でしたが、KECメソッドにて実力向上の実感を得ていたため、2年目もKECの2次パーフェクト合格コースを申し込みました。
- Q KECの良かった点
- フレームワークやロジックツリーといった独自のノウハウやツールにより体系的な知識を得ることができ、与件文を最重視しつつも1次知識も十分に活用するトリプルループ志向等の丁寧な解答方法や手順を学ぶことで、安定した点数と合格への手応えを得ることができました。2年目の2次パーフェクトコース受講後には、どの過去問でも、時間内に解答構築作業を終えることができるようになり、大手予備校のファイナル模試等でもA判定を獲得できるようになりました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- 一番役に立ったメソッドはロジックツリーです。 1.5次知識を漏れなく学ぶことができ、かつ与件文に隠れているヒント等を見つけ解答の方向性を決定する手助けもしてくれました。特に事例Ⅰは設問により解答要求が不明瞭なこともありますが、ロジックツリーと与件をしっかり確認することで、6割以上の点数が得られる解答骨子を作成することができました。 また、口述試験でもロジックツリーを活用して解答すれば、間違った方向性で応答することにはならない等のメリットもあり、自信をもって受験することができました。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 受講内容にある双方向ディスカションを重ねることで、他者の優れた考えや自身の誤ったポイントに気づくことができました。また2次筆記試験会場や口述試験に、同じディスカションを重ねた受講生達がいることもモチベーションアップや励みにつながりました。口述試験の前後の時間では偶然出会ったKECの受講生達でファミレスに行き、皆で健闘をたたえあいました。
- Q 今後の展望
- まずは企業内診断士として活躍し、社内上層部や顧客へのプレゼン等に、勉強で得た知識を活用し実施していきたいです。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 診断士は、社会人で取得される方も多く、勉強過程で実務に役立つ知識が沢山得られる有意義な資格だと思います。但し、学習方法を見誤ると、資格取得までの期間が長期化する恐れがある試験だと感じています。ぜひ、色んな予備校や教材を手に取り、自身に一番合う勉強方法を見つけてください。
学んだ知識を活かして、顧客企業の課題を解決できるような企画をしていきたい
- 2019年合格者
石川 裕絵さん/会社員(IT企画職)
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 学生時代に「経営の根幹に携わる仕事がしたい」と思ってから、中小企業診断士は憧れの資格でした。 業務の中で、独自の強みを持つ中小企業の経営支援や起業支援に携わりたいという思いが強くなり、診断士資格取得を目指すことを決意しました。
- Q KECを選んだ理由
- 元々予備校に通う予定はなかったのですが、不合格だった2017年1次試験のあとで参加した、KECの無料体験授業をきっかけに受講を決めました。 少人数制・双方向の授業であることに加え、過去問の読み取り方や解答のポイントについて非常にロジカルに説明されていることに感動し、直感的に、ここで勉強すれば成長できる、ここしかない!と思いました。 また、都合で参加できなかった授業については平日・休日やWEB動画で振り替えできる点も、続けやすく魅力的でした。
- Q KECの良かった点
- 徹底して過去問を題材にディスカッションを行うことができる点です。一つの過去問についてディスカッション・解説・解き直しを繰り返す中で、新作問題にはない過去問の「クセ」をつかむことができたと思います。 受講生同士のディスカッションでは、自分が解答に至るまでの道筋を論理的に説明しなければならず、最初は大変でした。しかしその分自分の思考の曖昧なところがわかり、段々と根拠を持って解答できるようになりました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- フレキシブルボックスです。財務・会計は元々馴染みのない分野で、一般的なテキストを読んでもなかなか計算の要領がつかめなかったのですが、まずは機械的にボックスに数値を当てはめて計算することで、ミスなく解答できるようになっただけでなく徐々に数式の意味も理解できるようになりました。 フレキシブルボックスを使うことでスピードも向上し、本試験では時間内に全問解き切ることができました。苦手科目が最終的には得点源になったと思います。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 少人数制である分、講師の先生や運営の皆さん、他の受講生の方々との結びつきが強く、精神的に辛い直前期も、情報交換したり励ましあったりして乗り越えることができました。 試験前日には、ノートにメモしていた「先生方のアドバイス集」を受講生と共有して、当日もそれを思い出しながら試験に臨みました。
- Q 今後の展望
- 当面は企業内診断士として商品開発に携わりながら、少しずつ個人での仕事を受けていきたいと思っています。 学んだ知識を活かして、顧客企業の課題を解決できるような企画をしていきたいです。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 中小企業診断士は、企業経営について非常に幅広い知識を求められる資格です。 勉強すればするほど、仕事の中でものの見方が変わっていく実感があり、より俯瞰した視点から考えられるようになりました。 まだ迷っている方も、思い立った今がチャンスです。診断士になって初めて見える世界があると思うので、ぜひチャレンジしてください。
- Q その他
- 合格して一番嬉しかったのは、KECでお世話になった皆様に合格報告できたことでした。 本当にありがとうございました。
自分の視野と世界を広げていきたい
- 2019年合格者
永島 鉄平さん/会社員(金融業)
受講講座:2次パーフェクト合格コース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 仕事の一環でグループ会社経営に関わることになり、会社法関連の知識や事業計画の策定等に携わることになったことがきっかけです。従来の業務と関係のないフィールドであったため、独学で関連知識の学習をしていましたが、せっかく学ぶのであれば、体系的に学習することで自身のスキルアップも図りたいと思い、中小企業診断士の資格取得を志しました。
- Q KECを選んだ理由
- 「少人数・双方向の参加型授業」形式に魅力を感じたからです。 1次試験は大手の予備校を受講しておりましたが、育児と仕事が多忙な時期が重なり、気づけばあまり予習・復習もできず、最後はあまり通学できない状況に(笑)。それでも何とか1次試験は合格することができましたが、合格年度は、2次試験の学習をほとんどする時間も取れず、未受験で終わってしまいました。 2次試験の受験資格はあと1回。覚悟を決めて学習するには、講師からの絶えず質問が飛び、生徒間でのディスカッションを多く実施するというある意味逃げ場のない環境に追い込みたいという思いもあり、KECを選択しました。
- Q KECの良かった点
- 過去問演習に拘り抜いたカリキュラム!
通常の予備校は、他校との差別化を図るためにも独自の学習教材等に基づいたカリキュラムを採用されることも多いと思いますが、KECでは「過去問」の演習を中心に構成されているため、「本当にこの学習方法で良いのか」と疑念を持つことなく、1年間学習に取り組めたことが一番良かった点です。 また、単純に過去問演習を行うのではなく、事例毎に押さえておく知識をまとめたロジックツリーで知識の習得を図った上で、アウトプットに重点を置いた演習・ディスカッション、解説が1つのセットで行われるため、個人で過去問演習を行うより数段深い理解を得ることができました。 - 受講し易い講義形式
同じ講義内容が平日と休日の2回開催されるため、自身の予定に合わせて柔軟に講義に参加することができました。(どちらも出席できない場合は、WEBで講義内容の視聴も可能)。また、仕事の都合等でどうしても学習できない期間は、上述の通り過去問単位で1つのパッケージになっているので、割り切って、次のパッケージから取組むこともできるので、1年間通じてペース管理し易い講義形式でした。
- 過去問演習に拘り抜いたカリキュラム!
- Q 最も役に立ったメソッド
- 他の方も書かれていますが、事例Ⅰ~Ⅲでは、「ロジックツリー」で体系的に必要な知識を習得し、「フレームワーク」により事例毎の特色をビジュアル化して把握できる点です。 また、事例Ⅳのフレキシブルボックスは、解法のパターンの習得だけでなく、事例の理解の伸長に役立ち、試験本番ではミスの防止に至るまで学習初期から試験本番まで非常に頼もしいメソッドでした。(事例Ⅳが苦手な自分にとっては、一般の参考書は、余計な情報が多すぎて全く理解できまでしたが、ある意味シンプルな形から計算問題の理解の伸長を図ることができました)
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 講義の雰囲気 自身が期待していた以上に、緊張感のある講義内容でした(どんなに疲れていても講義中眠くなることもありませんでしたし、その様な受講生を見かけることもありませんでした(笑))。
- 学習教材 ロジックツリー等のインプット教材はコンパクトにまとめられているため、Evernoteに取り込んで隙間時間に繰り返し記憶しました。また、講義の中でも容赦なく学習しているか確認をされる(してくれる?)ため、講義の前に予習する習慣がつき、気づけば知識の定着に繋がっておりました。
- 受講生の絆 口述試験当日、試験会場付近の喫茶店で最終確認している所、試験を終えたKEC受講生の姿が。試験の雰囲気や激励の言葉をいただけたお陰でリラックスして口述試験に臨むことができました。合格者数の多さと団結力の強さもKECの魅力の一つだと思います。
- Q 今後の展望
- まずは、企業内診断士として活躍していきたいと思います。中小企業診断士の魅力の一つは、診断士同士のネットワークを広げることできることだと思いますので、徐々に自分の視野と世界を広げていきたいと思います。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 仕事柄、色々な資格取得のための勉強をしてきましたが、中小企業診断士の資格は、一朝一夕の勉強で合格できるものではありません。そのため、「ライフスタイル」や「時間の使い方」、「学習方法」等、様々な点で工夫をする中で、中小企業診断士の勉強以外の点でも自身の成長に大きく繋がりました。何より最後までやり切ったという達成感と自信が今後の大きな財産になると思います。
ホンモノの教育
- 2019年合格者
本莊 護さん/会社員(製造業)
受講講座:1次・2次ストレート合格プレミアムコース
- Q 中小企業診断士を目指したきっかけ
- 尊敬する元上司が早期退職された数年後、中小企業関係の仕事に就かれたとの噂を聞き中小企業診断士という資格を知りました。診断士とは何か、調べていくうちにどんどん感興を得、現職に活かせることがわかりました。 その一方で従業員を預かり経営の一端を担う立場として「経営を知らずして経営することの無責任さ」を痛感し、我流ではなくしっかりした経営理論を体得して事業や社会に貢献しなければならないことの決心を得ました。しかし単に知識を身につけるだけではなく、その実践能力があることを自分自身に納得させるためには国家資格の取得がその証となること、つまり無免許運転で経営するのではなくきちんと免許をとって運転する、その強い想いが資格取得の意志を固めました。
- Q KECを選んだ理由
- 1年でも早く効率的に取得したいと考えていましたので、独学という選択肢はなく受験予備校をいくつか探しました。 A校のセミナーにも参加しましたが、事務的な受付を経て大勢の受講生が苦学する大きな教室へ案内され、質問の挙手もできない雰囲気・・・正直「私には合わない」と感じて少人数双方向ライブ授業が特長のKECへ足を運びました。訪校すぐ佐野先生から名刺をいただき、熱望の的である中小企業診断士の肩書をはじめて目にしたとき私の心の琴線に触れました。
KEC独自の科学的学習システムや試験対策の特徴を丁寧にわかりやすく説明いただき、個別相談にも親身に乗っていただきました。その後の無料体験講座では財務会計の通常授業に参加、既受講生同様容赦なく当てられ、自身の理解度を認識させられると同時に気づけばすっかり溶け込んでいる自分がいました。「これならイケる」、KECへの通学が合格への一番近道であることを確信し、すぐ申込みを決めました。
- Q KECの良かった点
- いつでもわからない点を遠慮なく聞けること、わかるまで聞けることが一番良かったです。先生や受講生同士もアットホームな感じでとにかく教室の雰囲気が良く、切磋琢磨しながらモチベーションを維持し楽しく勉強ができたことも良かったです。
また雰囲気だけではなく効果的な学習方法を採用されており、例えば1次試験対策においては広範囲で覚える量が多く非効率になりがちですが、基本講義>復習>確認テスト>実力養成>実践演習のスキームに即して合理的に効率よく勉強できる一方、認知神経科学に基づく記憶の定着方法や実力を発揮する心理状態メンタルトレーニングなどもあり、通学を重ねる度に理解の着実な深化と実力が上がっていくことを実感することができました。
- Q 最も役に立ったメソッド
- 1次試験では「パーフェクト・トレーニングシート(PTS)」が、2次試験では「ロジックツリー」が最も役に立ったメソッドです。 「PTS」は全7科目のコア論点が網羅されているため、下手な参考書よりも学習範囲が明確で勉強しやすく、私はスマホに入れて電車の中はもちろんお風呂やお手洗い、歩行時の信号待ちのときでさえも肌身離さず活用していました。常に持ち歩き、常にチェックしていたため論点がしっかりと長期記憶化され、過去問や他校の直前模試でも自信をもって解答することができました。 もちろん本試験においても手こずることなく、試験直後には1次合格の手応えを十分に実感していました。
またもうひとつの「ロジックツリー」は正直ほんとうに良くできたツールだと思います。 論理的にレイヤーを掘り下げながら論点がMECEにまとめられているため自然に論理的思考が身に付き、2次試験の演習や試験本番でもロジカルに解答することができたと思います。 さらに覚えた論点・フレーズがそのまま解答として使えるので長考することなく記述でき、張り詰めた空気の記述試験本番においても時間内に書き上げて答案を見直す余裕もできました。
- Q 通学時・学習時・本試験日・合格発表時のエピソード
- 1次試験、2次試験とも早朝より佐野先生をはじめとするKECスタッフ方々の試験会場での応援には心癒されました。 また試験前日や休み時間の過ごし方、昼食の取り方まで助言いただいたおかげでリラックスして試験に臨むことができました。1次試験後の2か月もあっと言う間に過ぎ、2次記述試験が終わった日には戦友と「お疲れ様」と労いを交わし打上げへ。
翌日から現実世界へ戻る寂しさを感じながら、共に戦った仲間と苦楽を語り合ったこと覚えています。 その後、記述試験合格発表のことはすっかり忘れて仕事に励んでいたある日、平野先生から「おめでとうございます」の電話で口述試験を受ける資格を得たことを知りました。思いがけない突然の朗報に最初は戸惑いましたが徐々に状況理解し、そのあまりの嬉しさに急遽その日の夜にKECへ向かい、1週間後に控える口述試験対策の相談をしました。毎々急な相談にもかかわらずご対応いただき本当にありがとうございました。
- Q 今後の展望
- 当面は企業内診断士として活動する予定です。社内の診断士の方々との協同や協会への参画を通じて自己研鑽に励み、更なる経営スキルの向上を図り自事業の成長と人材育成に注力、さらには日本の産業競争力強化を通じて広く社会一般への貢献に努めたく思います。
- Q 中小企業診断士を目指す方へのメッセージ
- 上手くいくことばかりではありません。落ち込むときもあります。そんなときに支えあう同じ価値観をもつ仲間や羅針盤の中小企業診断士の先生方との会話が鼓舞となり強い心の支えとなり、再び自身を奮い立たせます。 私自身も幾度となくKECの同受講生や先生方に元気づけられました。
試験は合否ではなく諦めるか粘るかだと思います。支えてくれている周囲の方々に応えるためにも、そしてご自身の想い描く将来の本懐を遂げるためにも諦めずに頑張っていただきたいと思います。心より合格されることをお祈り申し上げます。
- Q その他
- 本記を通じてお礼を述べたいと思います。 まず受験に際し朝晩休日多くの時間を勉強に費やすも応援し暖かく見守ってくれた家族に対して心より感謝申し上げます。 また一緒に楽しく勉強させていただいたS社のオーナーFさんをはじめとする受講生方々、本当にありがとうございました。わからない者同士で一緒に悩んだり、遅くまで補習を受けたり、飽きることなく毎回同じうどん屋に通ったり、皆様のお陰で諦めることなくここまで来れたと思います。
そしてKECの佐野先生、平野先生、永井先生、池田先生、川島先生、小林先生、秀田先生、磯野先生、そして稲増さんと福井さん、本当にありがとうございました。 授業中はそれなりに真面目に受けていたつもりです。恐らく寝たこともなかったと思います。たくさん質問もし、授業終了時刻を超過することも多々あり進行にご迷惑をおかけしたこともありました。 でもKECの先生方の寛容な応対(プロフェッショナルなファシリテーションスキル)と受講生を必ず合格へ導く熱意を強く受け止めていました。
他校に浮気せず、個性豊かなKECの先生方からピュアな気持ちで教わることで無事合格できたこと本当に嬉しく思います。短い期間でしたが本当にお世話になりました。 卒業と言う表現が相応しいかわかりませんが毎週通い続けた楽しいKECを懐かしく感じる一方、これからは同じ診断士の後輩として、またKECのOBとして暖かくご指導ならびに相談に乗っていただければ幸甚に存じます。ありがとうございました。