【中小企業診断士試験 1次試験対策】過去問完全マスターの使い方について教えてください。
中小企業診断士の第1次試験突破において、過去問演習は合否を分ける最も重要なプロセスです。特に定評のある「過去問完全マスター(同友館)」を、KECビジネススクールの科学的メソッドに基づき、どのように日々の学習に組み込み、血肉化していくべきか、具体的な道筋を解説します。
1. 過去問完全マスターを活用した「5つのステップ」
効率的に合格圏内の60点をもぎ取るためには、単に問題を解くだけでなく、以下の手順で進めることが推奨されています。
- 全体の出題傾向を把握する:
まず巻末にある「出題範囲と過去問題の出題実績対比表」を確認します。これにより、どの論点が頻出か、どこに時間を割くべきかの戦略が立ちます。 - 章ごとのポイントを押さえる:
各章の冒頭にある論点のポイントと出題傾向を読みます。いきなり解き始めるのではなく、「何を問われやすいのか」を頭に入れてから進むのがコツです。 - ランク順に問題を解く:
本書は問題がA〜Cのランク別に整理されています。- ランクA: 頻出かつ重要。絶対に落とせない論点。
- ランクB: 出題回数は少ないが重要な論点。
- ランクC: あまり出題されない難問。
- 解説を読み、テキストへ戻る:
解いた後は解説を熟読します。もし理解が不十分だと感じたら、即座に「ALL IN ONE テキスト」の該当箇所を確認し、知識の穴を埋めます。調べた内容は過去問集の余白にメモしておくと、復習時の効率が上がります。 - 「取組状況チェックリスト」で進捗管理:
各章にあるリストに、日付と正誤を記録します。自分の苦手論点を可視化し、対策を立てやすくします。
2. 合格者の実体験:こうして「3回転以上」を達成した
KECの合格者たちは、この問題集を「最低3回転」させることを自分に課しています。
「付箋のグラデーション」作戦:
ある合格者は、正解した問題に「青」、理解が怪しいものに「黄」、間違えたものに「赤」の付箋を貼りました。4周、5周と繰り返すうちに、赤が減り、青が増えていく過程を楽しみながら、問題集が倍の厚さになるほど使い込みました。
- 財務会計の「C問題」対策:
苦手な人が多い「財務・会計」については、ランクCの難問(電子版)まで解き、計算の型を体に染み込ませることで、本番で科目最高点を叩き出した事例もあります。 - 消化不良を起こさない:
「講義で扱った問題はその週のうちに復習し、類似問題まで解き切る」というルールを徹底し、わからない箇所はすぐに講師に質問して解決させていました。
3. 日々の学習計画への組み込み方
働きながら1,000時間の学習時間を確保するためには、まとまった時間と隙間時間の使い分けが鍵です。
平日のルーティーン(1.5年コースの例)
- 通勤時間: スマホに保存したテキストの図解を確認し、知識の土台を作ります。
- 夜間(帰宅後): 「過去問完全マスター」で、その日に学んだ論点の問題演習を2時間程度行います。
週末の集中学習
平日に解ききれなかった問題や、過去問完全マスターのトレーニング(実力養成演習)に5〜10時間程度、腰を据えて取り組みます。
はじめの一歩:無料個別ガイダンスでの相談
「どの科目から手をつければいいのか?」「自分の今の実力で過去問を解き始めて大丈夫か?」と不安になることもあるでしょう。
KECの「無料個別ガイダンス」では、中小企業診断士の講師があなたのライフスタイルを伺い、過去問完全マスターをいつ・何周させるかを含めた「あなた専用の合格ロードマップ」を一緒に作成します。
まずはプロのアドバイスを受けて、合格への最短距離を歩み始めましょう。一歩踏み出すことで、膨大な過去問も「合格への着実なステップ」へと変わります。



