会社を休まずに参加できる「実務従事」とは?
中小企業診断士試験の第2次試験に合格した後に、正式な登録を受けるために必要となる「実務ポイント(15日分以上)」を取得する方法には、大きく分けて「実務補習」と「実務従事」の2種類があります。
特に多忙な社会人の方が「会社を休まずに診断士登録を目指せるか」という点は非常に重要です。ここでは、会社を休まずに参加できる「実務従事」の仕組みと、そこへ至るための具体的な学習の道筋を、合格者の実体験を交えて解説します。
1. 会社を休まず参加できる「実務従事」とは?
「実務従事」とは、民間企業や支援団体、あるいは診断士個人が主催するプロジェクトに、プロのコンサルタントの一員として参加する形態を指します。
- フレキシブルなスケジュール: 実務補習が原則として平日の日中に行われるのに対し、実務従事は「平日夜」や「土日」に開催される案件が多く、仕事を休まずに参加しやすいのが最大の特徴です。
- リモート対応の増加: 最近ではZoom等を活用したリモート参加が可能なサービスも増えており、地方在住の方でも活動しやすい環境が整っています。
- 専門的なテーマ: 特定のマーケティング支援や経営革新計画の策定支援など、より専門的なテーマに特化した実戦経験を積める傾向にあります。
2. 「実務補習」と「実務従事」の比較
会社員の方がどちらを選択すべきか、特性を一覧表で比較しました。
| 項目 | 実務補習(公的プログラム) | 実務従事(民間・個別プロジェクト) |
|---|---|---|
| 主な開催時間 | 平日の日中(9:00〜17:00など) | 平日夜、土日、祝日 |
| メリット | 体系的な学習体験、指導が丁寧 | 仕事と両立しやすい、コスト効率が良い |
| デメリット | 会社を休む必要がある | 案件探しを自分で行う必要がある |
3. 実務の現場で通用するための「学習の道筋」
実務の現場では、試験知識を「実際の社長への助言」に変える力が求められます。KECの科学的メソッドは、実務現場でも強力な武器となります。
- ロジックツリーの活用: 知識を体系化した「知識応用ロジックツリー」は、社長の悩みを整理し、解決策を導き出す際のフレームワークとしてそのまま活用できます。
- 財務の図解化(FB): 独自の「フレキシブルボックス(FB)」を習得していれば、経営分析や投資判断の際にも正確かつ迅速に数値を整理できます。
4. 日々の学習計画:最短で実務の場へ立つために
まずは試験を突破するための「習慣化された学習」を確立しましょう。
黄金の復習ルール: 当日の「即時復習」、就寝前の「音声学習」、翌朝の「反復復習」をルーティーン化します。
隙間時間の最大活用: 通勤電車を勉強部屋に変え、スマホでレジュメ閲覧やロジックツリーの暗唱を習慣化します。
5. 合格者の実体験:実社会での活躍を見据えて
- 「実務でもフル活用」: 「ロジックツリーで学んだ1次知識は、実務従事を行う今でもフル活用している」
- 「コンサルタントとしての度胸」: 「当てられる緊張感」やディスカッションの経験が、実際の経営者へのプレゼンテーションでの度胸に繋がったという声が多いです。
- 「人的ネットワーク」: KECで共に学んだ仲間が、合格後に実務案件を紹介し合う貴重な情報源となっています。



