養成課程の出席率や修得水準の審査について詳しく教えて
中小企業診断士の登録資格を得るためのもう一つの道である「養成課程」は、2次試験(筆記)に代わり、演習や実習を通じて実務能力を磨く非常に濃密なプログラムです。
これから初めて学習を始める方にとって、2次試験の突破だけでなく「養成課程」という選択肢を視野に入れることは、合格後のコンサルタント活動を見据えた非常に有効な戦略となります。気になる出席率や審査の基準について、解説します。
1. 修了のための厳格な基準:出席率「90%以上」
養成課程を修了し、診断士として登録されるためには、非常に厳しい出席要件が課せられています。
- 出席率の要件: 原則として90%以上の出席が必須条件です。
- 評価の視点: 単に教室に座っているだけでは不十分です。出席態度やディスカッションへの参加意欲、チームへの貢献度が非常に重視されます。
- スケジュール感: 6ヶ月の短期集中型の場合、平日の9:30〜17:30頃まで毎日講義や実習が組まれます。実習期間中は店舗調査や資料作成のため、夜遅くまでの作業や休日対応も珍しくありません。
2. 修得水準の審査(評価方法)
養成課程では、ペーパーテストの結果だけでなく、実務に即した「演習」と「実習」のプロセスを通じて、診断士としての能力が厳格に審査されます。
◎ 審査のポイント
- 演習の評価: グループワークでの解決策導出プロセス。どのような論理(ロジック)で結論に至ったかが評価対象です。
- 実習の審査: 実際の企業診断(計5回程度)では、毎回講師から個別に成績評価とフィードバックがあります。
- 報告書の重み: 80〜140ページにも及ぶ膨大な診断報告書の質と、経営者に対する最終報告会でのパフォーマンスが審査の鍵となります。
3. 合格者の実体験:審査を乗り越えた先にあるもの
過酷な審査を乗り越えた修了生たちは、その経験を大きな財産として語っています。
- 知識の血肉化: 「講師から個別のフィードバックを受けることで、試験対策で学んだ知識が『腹落ち』して自分のものになった」
- 仲間の存在: 「20代から60代まで、全国から集まった独立志望の仲間と切磋琢磨した人的ネットワークは、合格後の大きな財産です」
- PCスキルの重要性: 大量のデータ分析や報告書作成を行うため、WordやExcel等のスキルは必須条件となります。
4. 学習の道筋:まずは1次試験突破がスタートライン
養成課程に進むための唯一にして最大の条件は、「1次試験に合格していること」です。
日々の学習計画アドバイス
- 通常期のインプット: KECの「ALL IN ONEテキスト」を使い、コア論点をスパイラル式に5回以上繰り返して、知識の土土台を作ります。
- 黄金の復習ルーティーン: 当日の「即時復習」、就寝前の「音声学習」、翌朝の「再復習」を日課にし、長期記憶化させます。
- ロジックツリーの暗唱: 現場で社長の悩みを瞬時に整理できるよう、体系化した「ロジックツリー」をスラスラ言えるまで鍛えます。
あなたに「養成課程」という選択肢は合っている?
養成課程は約150万〜300万円の投資になりますが、「実戦経験を積む」という非常に価値のある選択です。プロの講師と一緒に、最適なロードマップを描きませんか?



