独立と企業内診断士で迷っているのですが、判断基準は?
中小企業診断士の資格取得を目指す際、将来的に「独立」してプロのコンサルタントとして一本でやっていくか、それとも「企業内」に留まり今の仕事をパワーアップさせるか、あるいは「副業」から始めるかという選択は、非常に悩ましいポイントです。
これから学習を始める方に向けて、判断の基準となる収入や働き方の違い、そしてその理想を実現するための具体的な学習の道筋を、合格者の実体験を交えて詳しく解説します。
1. 独立と企業内の判断基準:3つのポイント
どちらの道を選ぶべきか迷った際は、以下の3つの視点で「自分自身のVRIO分析(強みの分析)」を行ってみるのがおすすめです。
① 収入の構造とリスク許容度
- 独立診断士: 収入に上限はありません。実力次第で年収1,000万円を超えることも可能ですが、コンサルティング契約数や単価、講演・セミナーの依頼数に左右されます。実際に年収1,000万円を超える独立診断士の多くは、複数の顧問契約を継続しています。
- 企業内診断士: 収入のベースは本業の給与です。直接的な昇給だけでなく、経営企画への異動や、転職市場での価値向上など、キャリアアップの強力な武器となります。
② 実現したい「診断士像」と大義名分
- 独立志向の方: 「最速での合格」よりも「最速での開業」を重視する傾向があります。濱先生のように、確実に登録資格を得るために養成課程を選択し、最短での事務所開設を目指す道もあります。
- 企業内志向の方: 「社内での説得力を高めたい」「経営層と共通言語で話したい」という動機が中心です。自身の専門性に診断士の知識を掛け合わせ、組織内でのプレゼンスを高めます。
③ 副業・パラレルキャリアの可能性
最近では「副業OK」の企業へ転職し、企業内診断士として働きながら個人事業主としても開業する「パラレルキャリア」の選択肢も増えています。鈴木晴香さんのように、今の仕事の経験を活かしつつ外でも活動するスタイルは、現代的な理想形の一つです。
2. どちらの道でも通用する「合格への道筋」
独立を目指すにせよ、企業内で活かすにせよ、まずは難関試験を突破しなければなりません。合格までの標準的な学習時間は約1,000時間です。
- 1次試験対策(約600〜700時間): 7科目の広範な知識を習得。
- 2次試験対策(約300〜400時間): 1次合格後の約2.5ヶ月で、知識を実務に応用する「記述力」を特訓。
- 診断士登録: 2次合格後の「実務補習」または1次合格後の「養成課程」を経て登録。
3. 多忙な社会人のための「日々の学習計画」
働きながら1,000時間を確保するには、隙間時間を「勉強部屋」に変える工夫が不可欠です。
| 時間帯 | 学習内容(KECメソッド) |
|---|---|
| 早朝 (6:00〜7:30) | 脳が元気な時間に前日の復習や「穴埋め問題」。 |
| 通勤時間 | ロジックツリーを暗唱。講義音声を聴き続ける。 |
| 昼休み (30分) | スマホで過去問演習。アウトプットを習慣化。 |
| 夜間・就寝前 | 計算演習。「黄金の復習ルール」で音声を聴きながら入眠。 |
特に2次試験では、KECオリジナルの「知識応用ロジックツリー」が強力な武器になります。試験本番の極限状態でも、与件文から書くべき要素を瞬時に引き出すために役立ちます。
4. 迷っているあなたへのアドバイス
「独立か企業内か」という悩みは、学習を進める中で明確になっていくことも多いです。美容師から独立された藤本先生のように、学習を通じて自分の進むべき道を見つけた方もたくさんいます。
診断士の資格は、名刺に一行入るだけで「信用力が増す水戸黄門の印籠」のような存在です。まずは確実な一歩をここから踏み出してみませんか。
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