1次・2次ストレート合格マスターコース (初学者コース)
コースの特長
advantage
基礎力からじっくり鍛えられ、負荷の高いトレーニングと実践的な演習で1次試験対策を盤石なものにできる。また並行して2次試験の基礎的な学習ができる。
disadvantage
2次対策の応用力の養成に若干不十分になる。
フェーズ・講座内容
A:1次対策
A1:基本講義×54回
A2:実力養成演習×27回
A3:財務速答×2回
A4:実践演習×14回
B:2次基本
B1:2次基礎スキルマスター×2回
B2:ロジックツリー演習×6回
B3:2次基礎能力実践×10回
B4:2次解法マスター×8回
概要
合格目標 | 2026年1次2次総合コース ガイダンス資料[こちら] |
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受講期間 | 2024年12月-2025年10月 |
時間数 | 308.5時間 |
受講回数 | 全123回 |
受講料 | 入学金15,000円(税込16,500円) +298,000円(税込327,800円) ※教材費込 |
給付金 | – |
定員5名 | 残り2名 |
12月開講日[平日クラス12/9(月)][週末クラス12/14(土)]
12月開講日[平日クラス – ][週末クラス12/21(土)]
A:1次対策
すべての基礎となる1次知識・スキルをしっかりと習得します。
企業経営理論×10回
財務・会計×10回
運営管理×8回
経営法務×6回
経済学・経済政策×8回
経営情報システム×8回
中小企業経営・政策×4回
初めて学習する方を想定し基礎からの丁寧な解説を行います。KECのインタラクティブな講義の中から判明した受講生が誤解をしやすいところや重要論点については講義中に何度も質問を投げかけながら講義を進めて行きます。大手予備校で多く見られる、講師が一方的に話す講義と違いKECの「いつ質問が来るかが予測できない講義」は集中の度合いが全く異なります。このことが「理解の深さに直結する」ことはもちろん、質問に対し真剣に考えることを繰り返すことが「思考力向上のトレーニング」となり応用力の養成にもつながります。
また、コア論点は当該講義内で即座に復習するとともに、次の科目に変わってもその変わった科目内でも復習し記憶の定着の徹底を図ります。一方的な講義や教科書の棒読みなら通信講座でも同じです。KECの基本講義は通学してライブ講義を受講することの利点を最大限に生かすように設計されています。
学習例
01基本講義でインプット
02WEB補講・パーフェクトトレーニングシートで復習
03小テストで理解度の確認
企業経営理論×5回
財務・会計×5回
運営管理×4回
経営法務×3回
経済学・経済政策×4回
経営情報システム×4回
中小企業経営・政策×2回
原則的に、基本講義を2回終えるごとにその2回の学習範囲について「過去問完全マスター(同友館)」を使用して実施します。基本講義を受講した週に「すべての肢の正誤を判断させる負荷の高い演習」を行うことで自分の理解が不足している部分が認識されるとともに記憶が強化されます。
また、カリキュラムに従い計画的に復習をすることになりますので、初心者に起こりがちな「講義についていくのに必死で復習を疎かにする」危険を強制的に回避します。
講義の進め方:原則
01A1:基本講義① 月曜日
02A1:基本講義② 水曜日
03A2:実力養成演習① 木曜日
財務・会計×2回
中小企業診断士一次試験の財務・会計は、複雑な計算問題があるにもかかわらず電卓の持ち込みが不可と言う極めて特殊な試験です。これに対して2次試験の事例IVは正当派の財務会計系試験であるため考え方を変えて対処しなければなりません。KECではこれに対して2方向からの対策を提案します。一つは電卓を使えない状態での計算速度の向上を図ること、すなわち「速算」の習得。
もう一つは選択肢と問題用紙を徹底的に有効利用することです。本講座では、1分1秒でも速く、かつ正確に問題を解くテクニックを伝授します。
企業経営理論×2回
財務・会計×2回
運営管理×2回
経営法務×2回
経済学・経済政策×2回
経営情報システム×2回
中小企業経営・政策×2回
GW後から開始します、KECカリキュラムの基本的な考え方として「コア論点」の完全理解を図ることがあります。コア論点を実力で取り切ることができれば、2肢までに絞れる問題や手も足も出ない難問を含めて確率的に合格点を取ることは決して難しくありません。
過去問題には二度と出ない悪問も多く出題されていますが、GW明けの直前期にそのような問題を解くことは合理的ではありません。そこで、過去問題から選りすぐった良問の演習・解説で盤石な基礎力の確立を目指します。
B:2次基本
2次試験対策の基礎力となる「1次試験知識を2次試験で活用する能力」と「読解力」「思考力」「記述力」を習得します。
5つの能力の内3つの基礎力を養成
計算力知識力記述力思考力読解力
ねらい
KECは、2次試験合格には「知識力」「読解力」「思考力」「記述力」「計算力」の5つの能力を過不足なく有することが必要であると考えます。5つの能力のいずれか1つを欠いても合格は遠ざかります。この講座ではその内「読解力」「思考力」「記述力」の基礎を学習します。
進め方
読解力については、与件文に現れるヒントのパターンを概説し、過去問題の与件文を見ながら解答への関わりを解説します。思考力については2次試験において最重要なロジカルシンキング、その中でも必要度の高い「フレームワーク思考」「MECE」「ロジックツリー」について解説します。
記述力についてはそもそも「何故分かりにくく読みにくい文章が生まれるか」の原因を、例えをベースに考え「読みやすくわかりやすい文章の基本(形式的原則)」を確認します。
単元/主要内容
①/経営戦略②/組織・人事③/組織・人事④/マーケティング⑤/マーケティング⑥/生産管理
ねらい
2次試験に必要とされる1次試験知識を重点的に復習します。よく「1次試験に合格したのだから知識は十分である」という話を耳にします。しかしこれは大きな誤解であり、鵜呑みにすることは非常に危険です。マークシート方式の1次試験では「知っているかどうか」が問われるのに対し2次試験では「使いこなせるかどうか」を問われます。更に1つの知識の有無が不合格に直結する恐ろしさがあります。そもそも求められている質の水準が違うことを十分意識して、試験の対策を立てる必要があります。
進め方
KECでは「知識応用フレームワーク」といった”負荷の高いトレーニング”を行うことにより、本番で100%引き出せる「知識力」を養成し、更に2次試験の解答に「どのように知識を活用するか」を「過去問題」を素材に解説します。例えば「事例Ⅱ」と、「事例Ⅰ・Ⅲ」では必要な知識の「解答への応用のされ方が違う」ことをご存知でしょうか?
非常に重要な視点であり「合格への勘所」の一つなのですが、このあたりの理解が不足している(そもそも問題意識がない)受験生が多く、また今までは「センス」で片付けられていた所かもしれません。とにかく、自身の「知識そのものの不足」と「知識を応用する力の不足」を初期に洗い出しておくことは合格への必要条件であると考えます。
ねらい
2次基礎スキルマスター講座の実践応用編という位置づけになります。「読解力」「思考力」「記述力」を本試験レベルに引き上げます。
進め方
読解力:2次試験の与件文には過去から連綿と続く「読解のポイント」や「手がかりになる記述のパターン」があります。本番の短い時間の中ではいかに早く正確にこれらの記述を捉えられるか否かが合格答案作成の前提条件となります。読解のポイントを解説した上で、そのポイントが過去問題でどのように表現されているかを見ていきます。
思考力
実際のビジネスの現場ではラテラルシンキングやクリティカルシンキング等も必要となりますが、この試験に限ってはロジカルシンキングが鍵になります。
その中でも特に必要とされる「フレームワーク思考」「MECE」「ロジックツリー」について、本試験解答の過程でどのように利用されるか過去問題を使い演習を行います。
記述力
すべての力が揃っていても受験生と試験委員との接点は答案だけです。しかし、普段パソコンに頼り切っている方も多くなっており、内容はともかく非常にわかりにくい文を書く方も大勢いらっしゃいます。KECでは、実際の2次試験答案解答例を見ながら「どこがなぜ悪いのか」「どう直せばよくなるのか」を論理力の観点からも併せて演習、解説を行います。
平成24年事例Ⅲの解答分析
Q.解答例A~Cの各設問について、下記の視点のうち、Ⅰどの視点に問題があるかを選択し、Ⅱその問題点を説明してください。
【視点】
ア.設問に対する答えになっているか
イ.因果は正しいか
ウ.与件文と離れていないか
エ.主語と述語が整合しているか
オ.設問間の整合性はとれているか
カ.その他
単元/主要内容
①/事例Ⅰ②/事例Ⅰ③/事例Ⅰ④/事例Ⅰ⑤/事例Ⅱ⑥/事例Ⅱ⑦/事例Ⅱ⑧/事例Ⅲ⑨/事例Ⅲ⑩/事例Ⅲ
ねらい
2次試験には「事例共通(事例Ⅳは少し特殊)の考え方や解法」と「各事例毎の独特の考え方や解法」が存在します。またケアレスミス防止のためのリスクマネジメントも重要になります。2次試験の会場において合格答案作成に利用できるものは「1次知識」「与件文」「設問文」「フレームワーク」の4つだけです。また、事例毎に、解答に求められている考え方や解答作成過程には、大きく、はっきりとした違いがあります。本講座ではそれぞれの事例別に把握しておくべき特徴や傾向を概説した上で上記4要件を使用していかに題意を外さない合格答案を作成するかを解説します。
進め方
最初の2回では事例共通の解答方法を解説し、併せて試験委員対策等を行います。 その後3回から8回では事例別の「フレームワーク」「事例によるクセ」「過去から一貫して問われている事」等と「解答の実際的な手順」を説明します。偶数回では実際に過去問を解いて頂き、グループで解答を検討の上、講師が解説を行います。
単元/主要内容
①/総論②/解答フロー③/事例Ⅰ対策④/事例Ⅰ演習⑤/事例Ⅱ対策⑥/事例Ⅱ演習⑦/事例Ⅲ対策⑧/事例Ⅲ演習